精神医療センター 

埼玉県立精神医療センター

中兼 久美子 第5病棟/平成29年入職

 

病棟のスローガンは、
”個々の発信と自律”です。

 私が所属している児童・思春期病棟は6歳から15歳までの患者さんを対象としています。患者さんは、適応障害、強迫性障害、発達障害などの方が多く、病態や生育歴も様々であり、その人に応じた看護を多職種と連携しながら行っています。薬物療法や集団精神療法のほか、病棟には「けやき特別支援学校」が併設されており、学校と連携しながら患者さんの学習支援も行っています。また、ご家族に対しては子どもの病気の理解や関わり方の支援を目的に様々な家族教室を提供しています。

 当病棟では入院から退院までを1人の看護師が担当するプライマリーナーシングを導入しています。治療目的をもとに、患者さんとともに今後の目標を考えて一人ひとりに合った看護計画を立て、患者さんと一緒に課題に向かって取り組んでいます。責任と難しさを感じながらも、患者さんとの信頼関係を築くことができたときにやりがいを感じています。

【プライベート】
 入職当初は寮に入り、同じ階の同期と助け合いながら楽しく生活を送りました。不規則な勤務が心配でしたが、師長に相談し調整してもらうことで体調を崩すことなく勤務できています。休日には家でゆっくり過ごしたり、友達と遊んだりしてリフレッシュすることが多いです。また、夏休みなどまとまった休みには海外旅行に行く人も沢山います。オンオフをしっかり分けることで仕事にも集中して取り組むことができています。

 

学生に向けてのメッセージ

 私が精神医療センターへの就職を希望したのは、実習がきっかけでした。病気をみるのではなくその人をみる、という指導者の言葉が印象に残っています。入職してからは定期的に業務や看護技術の指導を受けながら徐々に自立した仕事ができるようになり、安心して看護師としてのステップを踏めました。また、先輩看護師一人ひとりが看護や倫理への高い志があり、日々のカンファレンスではそれぞれの意見に刺激を受け、多角的な視点で患者さんをみられるようになりました。

 患者さんの気持ちに寄り添い、時には自分の気持ちとも対峙しながら関わることが辛くなることもあります。しかし、時間をかけて患者さんと関わり、自分の存在そのものが回復への手助けとなることが、精神科看護のやりがいだと感じています。


 就職活動中の皆さんには、病院見学やインターンシップを通し、病院の雰囲気や働いているスタッフの姿を見て、自分に合う病院を見つけてもらえたらと思います。

 

精神科 認定看護師
佐藤 久美子(第6病棟/平成26年認定)

患者さんの夢や希望を聞きながら、患者さんの暮らしを考えることが退院支援の魅力です
 私は現在、精神科スーパー救急病棟で勤務しています。緊急の治療を要する患者さんを24時間受け入れながら、患者さんが早期に退院できるよう多職種と協働しています。また、認定看護師として、訪問看護ステーションなど地域へ出かけ、病院と地域の繋がりを強化するための継続した支援活動を行っています。

 私が退院支援の認定看護師を目指したきっかけは、多くの患者さんと関わり、必要な社会資源は何か、退院後の生活支援とは何かを考え、看護を提供したいと思ったからです。認定看護師になってからは、入院中の患者さんや通院する患者さんと関わり、環境の調整や生活指導などを行っています。

 私は、「患者さん自身の夢や希望を聞き、暮らしを一緒に考えていくことによって、患者さん自身が健康的な生活を目指してチャレンジすることができる」ことを学びました。この学びを退院支援の魅力としてスタッフに伝え、看護の質の向上に貢献したいと考えています。

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