がんセンター

埼玉県立がんセンター

安部 珠央莉 7階西病棟/平成29年入職

 

患者さんが笑顔で退院していく姿が看護師としての励みになっています。

 乳腺外科・乳腺腫瘍内科、婦人科、形成外科の混合病棟で働いています。手術や抗がん剤、放射線など治療を目的に入院される患者さんから、緩和的治療に移行している終末期の患者さんまで様々なステージの患者さんが入院されています。

 まだまだ経験も浅く、自分が経験したことのない身体的、精神的苦痛を抱えている患者さんに対する関わりの難しさも痛感していますが、できるだけ患者さんのベッドサイドに足を運び、患者さんの思いを傾聴することに努めています。責任も伴う忙しい毎日ですが、頼りになる先輩と同期の支えもあり、やりがいを持って業務に取り組んでいます。また、様々な課題を抱えながらも住み慣れた自宅での生活を望む患者さんは多く、多職種と連携しながら社会資源の導入について検討し、患者さんやご家族のニーズに沿った退院支援を行っています。担当した患者さんが笑顔で退院していく姿を見ることが一番うれしいことであり、看護師になってよかったと思える瞬間です。

【プライベート】
 休みの日は学生時代の友人や職場の同期と買い物や食事にでかけ、リフレッシュしています。サッカーなどスポーツ観戦が好きなのでスタジアムに応援に行くこともあります。また、夏休みなど長期休暇もあるため、ゆっくりと旅行をしたり、普段は寮で生活しているため実家へ帰省しのんびり家族と過ごしています。オンとオフをしっかりと切り替え休日を充実させることで、仕事への活力にもつながっていると感じています。

 

学生に向けてのメッセージ

 実際に看護師として働きだすと、出来ることも増えますが、それと同時に責任も大きくなります。学生時代には分からなかった看護師の大変さも感じていますが、一方でやりがいや喜びもたくさん感じることができます。

 特に1年目の時には何もかもが初めての事であり、毎日緊張しながら通勤していたことを思い出します。しかし、プリセプターをはじめとした病棟の先輩方のご指導により少しずつ出来ることが増え、自信を持って患者さんと関わることができるようになっていきました。また、わからないことがあればすぐに相談できる雰囲気があるため、安心して働くことができています。もちろん、実際に働いてみないと分からないことは多いですが、学生時代に勉強した病態生理や実習で経験した事、学んだことは看護師として臨床に出た時の基礎になると感じています。勉強も実習も大変かと思いますが、今やっている事がこれからにつながっていきます。

皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

がん化学療法看護 認定看護師
吉田 絢美(9階東病棟/平成26年認定)

その人らしく生きることを支える看護
 がん化学療法は、新しい薬の開発や支持療法が確立されている一方で、多様な副作用を引き起こすことがあります。患者さんは、ご自身の病気に対してだけでなく、副作用やそれに伴う日常生活への影響などにも不安を抱いて治療を受けています。その不安を緩和できるよう、思いに寄り添うことを心がけ支援しています。

 看護実践や他のスタッフと看護を共有する中で、化学療法が治療の選択肢となる患者さんやその家族の意思決定過程から、病棟や外来での抗がん剤治療の実施、治療中やその後のフォローアップという一連の経過の中で行われる看護に対して専門性を活かした実践・指導・相談を行うことが大切な役割であると感じています。

 がん化学療法に関する最新の知識と技術を用いて、多様なニーズに対応した全人的なケアを実践することで、患者さんとその家族がその人らしく生きることを支えると共に、看護の質の向上に貢献できるよう日々活動しています。

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